&TOKYO WORKSHOP REPORT

ワークショップ概要

東京都が推進する「東京ブランド」のコンセプトへの理解を深めることと、「世界一の観光都市・東京」を目指すための具体的なアクションを生み出すきっかけの場をつくることを目的としたワークショップが、2015年12月9日(水)・12月14日(月)の両日に開催されました。2日間の開催で総勢100名以上の参加者が集まり、大いに盛り上がるワークショップとなりました。

午前の部

午前の部では「東京ブランド」の価値とコンセプトへの理解を深めるため、東京ブランドについての説明がされた後に、各々が今感じている東京の街の魅力について話し合いました。参加者それぞれが感じている東京の魅力やイメージについて自由に話し、意見交換が行われました。

また、海外から日本に来ている方々にも参加いただき、外国人から見た東京のイメージや、実際に暮らしてみて気が付いた意外な魅力、そして観光都市としてこれから東京をより良くするための課題についてなど、様々な観点で東京についての話をしていただきました。
「アート」「ポップカルチャー」から「晩酌」「銭湯」などが取り上げられ、東京の魅力の多様性を改めて認識できたこと、全員が「公園」を東京の魅力として挙げるなど日本人にとっては少し意外な面もあり、参加者にとっては東京の魅力を考えるにあたってとても参考となりました。

午前の部の最後には、海外の方のプレゼンや意見交換を通してそれぞれが考えた東京の魅力を言葉にして、
「&TOKYO」との組み合わせを作成しています。
「ALWAYS&TOKYO」「UMAI&TOKYO」や、「冒険&TOKYO」「24H&TOKYO」など、様々な意味合いをもつ「&TOKYO」が生まれました。

午後の部

午後の部では、食べる・買う・動く・遊ぶ・コミュニケーション・エンターテインメントといった、様々なジャンルの事業へ活かすテーマ毎にグループに分かれ、以下の課題に取り組みました。

1.未来を想像する : 各テーマの10年後の理想的な姿(コンセプト)を考える
2.未来をつくる : 各テーマの10年後の理想的な姿を実現するためにこれから取り組んでいくべき、具体的なアクションを考える
3.&TOKYOポスター作成 : 「&TOKYO」ロゴと任意の画像を使って、各テーマの理想的な姿を表現する一枚のポスターを考える

活発な議論が展開され、「どこにも無い東京だけのデザイン×テクノロジー」「TOKYOサポーターの発見と育成」「いつでも発見のある観光都市」など、同じ10年後の東京に対してグループ毎に個性ある全く異なったコンセプト・アクション・ポスターが作成されました。
最後には各グループが成果物をプレゼンテーションし、今後の東京ブランドの推進に向け、とても有意義なワークショップとなりました。