東京ブランドの確立をめざし、11月22日(火)~12月11日(日)の20日間、東京ブランド推進プロジェクトの一環として、JR両国駅から両国の街中界隈で「RYOGOKU&TOKYO 両国トリップ”江戸&北斎”キャンペーン」を開催しました。
期間中、11月22日(火)には葛飾北斎の作品を堪能できる「すみだ北斎美術館」、11月25日(金)には両国駅旧駅舎をリニューアルして、江戸の食文化をテーマとした複合飲食施設「-両国-江戸NOREN」が誕生。この両施設のオープンとの相乗効果で、「新しいエキサイティングな両国」を体感できるキャンペーンとして連日、大盛況となりました。
JR両国駅の目の前に、「&TOKYO」のロゴと支子色(くちなしいろ)を効果的に配したメイン会場を設置。江戸の長屋をイメージした外観の「北斎トリックアート体験ブース」では、北斎の絵画をモチーフとした3Dアートの前で記念撮影すると、目の錯覚で不思議な世界が楽しめるようになっていて、若い世代や親子連れ、外国人観光客に大好評でした。
「すみだ物産展」では、江戸にまつわる特産品や食品を販売。東京ブランド共同企画商品の江戸てぬぐいも並んでいました。
「粋な江戸の食文化を楽しむ」をコンセプトに、江戸前寿司、天ぷら、蕎麦など12店舗が集結した飲食施設の館内に、江戸の食の歴史やうんちくを記した立て札を設置。寿司店の前の立て札は「江戸時代の寿司には赤酢が使われていた」というもので、来場者は食べるだけでなく江戸の食文化を知る楽しみがあり、空席を待つ間の話題となっていました。
北斎とゆかりのある弘前(青森県)、小布施(長野県)の特産品を販売。また、地元墨田区で人気の飲食店などが出店し、賑やかな食の空間となっていました。
美術館がオープンした場所はかつて弘前藩津軽家の大名屋敷があり、北斎が屏風に馬の絵を描いたというエピソードが残されていることから、北斎と弘前はゆかりが深く、「弘前ねぷた」の展示が実現しました。