フォトロゲイニングを活かして
東京の魅力を再発見!

2018年1月27日(土)、東京ブランド推進プロジェクトの一環として「PHOTOROGAINING& TOKYO〜フォトロゲ&TOKYO〜」を開催しました。
フォトロゲイニングとは、地図を元に決められた時間内にチェックポイントを写真撮影して回り、得点を競うスポーツです。このフォトロゲの特性を活用し、新しい東京の魅力を発見してもらう観光PRイベントとして、秋葉原を発着点に競技を実施。同時に、来場者が楽しめるフォトロゲ体験やステージイベントなども開催し、秋葉原の街から東京の魅力をさまざまな形で発信しました。

東京の定番スポットから穴場まで、
フォトロゲで東京をPR!

フォトロゲのチェックポイントには、皇居付近や池袋、新宿、渋谷など広いエリアで、外国人にも馴染み深い観光地から、都民もあまり知らない名所まで、東京のさまざまな魅力を満喫できる39カ所を設定。「都営まるごときっぷ」でを配布し、公共交通機関を利用できる特別ルールで行われました。参加者は事前にエントリーし、当日は子供連れの家族、シニア夫婦、仕事仲間から本格的なフォトロゲ愛好家メンバーまで、幅広い層のチーム109組276名が秋葉原UDX・サボニウス広場から出走。受付で渡された「&TOKYO」ロゴの入ったマフラータオルを首に巻き、地図を見ながら作戦を立てて、3時間以内のフィニッシュを目指します。

イベント来場者も東京のさまざまな魅力を体験

フォトロゲ競技の参加者だけでなく、秋葉原の街を訪れる方々に向けた「東京の魅力発信イベント」も秋葉原UDX・アキバ広場内で同時開催。
「&TOKYO」オブジェの隣には「フォトロゲ体験コーナー」があり、近場の12カ所のチェックポイントを回る簡易版で、フォトロゲの楽しさと秋葉原の街の魅力を味わうことができます。参加者には「&TOKYO」ロゴグッズをプレゼントしていました。

また、ステージでは外国人旅行客の方々も目で理解して楽しめるイベントを提供しました。近未来の秋葉原を描き続けるイラストレーター「ジョン・ハサウェイ」さんによる20分という限られた時間の中で1枚の作品を完成させる「ライブドローイング」や、「二刀流」などの演武、ユニークなデジタルグッズ紹介、秋葉原の歴史の写真紹介など、カルチャーの聖地・秋葉原にちなんだコンテンツが続々と登場。さらに、秋葉原店舗の出展ブースが並び、会場内は賑わいを見せていました。

東京ブランドとフォトロゲ、
メディアのコラボで発信力アップ!

イベントを主催する読売新聞東京本社の佐藤さんは「東京の観光PRとチェックポイントを撮影して回るフォトロゲはとても親和性が高いと思い、「&TOKYO」とのコラボを企画しました」と語ります。そして、監修された日本フォトロゲイニング協会の伊藤さんは「全国各地で大会を開催していますが、都心の真ん中でやる実施するのは初めてです。チェックポイントには、マニアックな場所も設定しました」と、競技を通して東京を再発見できる工夫を考えられていました。

さらに、フォトロゲ参加者には、チェックポイントを回りながらSNSに「#フォトロゲ東京2018」をつけて写真を投稿してもらい、その写真がイベント公式サイト上にリアルタイムで反映されるSNS拡散施策も実施。大手メディアによる情報発信に加えて、参加者によるSNSでの発信を組み合わせることで「東京の魅力をPRするにあたって、国内外への発信力をより高めることができると考えました」と佐藤さんが話してくれました。
フォトロゲ競技終了後にはイベントステージで表彰式が行われ、得点845点を獲得したマテオ先生チームが総合優勝し表彰されました。参加者たちは、「意外と知らない美術館などがあったので、今度ゆっくり見に行きます」「上京して住み始めたばかりなので、いい勉強になりました」など、東京のさまざまな魅力を実感してくれたようです。