2017年1月27日(金)〜3月31日(金)の期間、東京ブランド推進プロジェクトの一環として、海外の方に池袋エリアの魅力を体験してもらう「WELCOME TO IKEBUKURO&TOKYO“OMOTENASHI” CAMPAIGN」を「池袋インバウンド推進協力会」と開催。「豊島区外国語観光ボランティアガイドの会」の外国語ボランティアガイドがイベントに同行して英語や中国語で説明してくれるので、外国人旅行者の方々もじっくりと体験を楽しむことができたようです。
キャンペーン開始の1月27日(金)、東武鉄道池袋駅構内に関係者が集結。出発式では「池袋インバウンド推進協力会」会長のホテルメトロポリタン総支配人・佐藤進さんが「外国人旅行者の方々に池袋の楽しさを体験していただくために、みんなで盛り上げていきましょう」と挨拶され、その後キャラバン隊が行き交う人たちに「クーポンパスポート」の配布を行いました。
キャンペーン期間中、池袋エリアの対象店舗でショッピングや食事などで使える、お得なクーポンを集めた「クーポンパスポート」は、英語、中国語(繁体字・簡体字)で表記されています。期間中は、池袋駅や商業施設にも設置されました。
外国語ガイド付き体験イベントのひとつとして、ホテルメトロポリタン内の日本料理「花むさし旬香」では、2月21日(火)と3月14日(火)にマグロの解体ショーを開催。長崎県産の巨大な本マグロを包丁一本で鮮やかにさばいていく姿は圧巻です。「かぶと」「カマ」「腹ナカ」など部位の説明をしながら、さばいたものを次々と並べていきます。すぐ目の前で繰り広げられる解体の様子を食い入るように覗き込んだり、夢中で撮影したり、取り囲む来場者はみんな興奮気味でした。
ショーの後は「マグロ中落ち」の試食や、さばきたての新鮮なマグロの刺身とカマ焼きおろしポン酢を日本酒とともに味わうメニューなども用意され、充実したイベントでした。
体験イベントでは、いろいろな街歩きも開催。そのひとつが、賑やかな街中とは表情の違う、歴史と下町情緒のある雑司ヶ谷エリア散歩です。集合場所のサンシャインシティプリンスホテルからスタートし、「都電荒川線・雑司ヶ谷駅」、「大鳥神社」、「鬼子母神堂」、「法明寺」を散策するコース。3月25日(土)は台湾やミャンマーなどから来日した旅行者10人ほどが参加しました。
初めて見る都電を撮影したり、神社や寺に参拝したり、鬼子母神堂のずらりと並ぶ朱塗りの鳥居をくぐったり、境内の駄菓子屋さんで珍しいお菓子を買ったり・・・と、さまざまな体験に旅行者の方々は興味津々。外国語ボランティアガイドの丁寧な説明に、真剣に耳を傾けていました。