東京の「だい好き!」なところを、
小学生たちが絵画と作文で発表!

東京ブランド推進プロジェクトの一環として、朝日新聞社と連携し、小学生を対象とした絵画・作文コンクールを実施。「ぼくは東京のここが好き!」「わたしはこんな東京が好き!」という自分が住んでいる東京の大好きなところを、東京ブランドの5つの価値から1つ選び、絵画または作文で表現してもらいました。

絵画・作文の出張授業で、
表現方法を学ぶ子どもたち

作品の応募に先立ち、子どもたちが東京の良さをより表現できるよう、講師を小学校に招き、考えながら学ぶ絵画・作文の出張授業も行われました。そして、できあがった絵画と作文は、コンクールに応募されました。

<出張授業/絵画部門 江東区立毛利小学校>
青空の下、1年生の2クラス61人が校舎の屋上へ。ここにズラリと画用紙を並べて、屋上から見える空と木々を描きます。絵画部門の講師である松本一郎先生から、空は青色の絵の具だけを水で薄めて画用紙いっぱいに描くこと、次に遠くに見える林の木々を赤、青、黄色、白の4色の絵の具を使って描くことなどの説明を受けました。大筆を持った子どもたちは目を輝かせながら、空は画用紙からはみ出す勢いで、木々は細筆で慎重に丁寧に描いていました。

<出張授業/作文部門 西東京市けやき小学校>
講堂に3年生の3クラス93人が集合。子どもたちを前に、作文部門の講師・ひきたよしあき先生が作文を書くにあたってのアドバイスをしてくれました。
原稿用紙に向かう前に、まず東京の大好きなところを3つ探してメモ用紙に書きます。次に、この3つの中から特に多くの人に勧めたいところ、好きな理由を文章にしてみます。何人かの子どもたちに発表してもらうと、みんなしっかり東京の好きなところとその理由を話してくれました。
これをベースに、出張授業を終えた後各教室で作文を完成させました。

コンクールの受賞作品が決定!

応募作品は合計796点。どれも東京の魅力がつまった力作でした。その中で絵画部門、作文部門それぞれから最優秀賞、東京ブランド賞(五つの価値)、優秀賞、団体賞が選ばれました。

最優秀賞
<絵画部門>
「上野のはすの花」河野冬妃さん(3年生)EXCELLENT
<作文部門>
「富士山をせに二〇二〇年に向かって」
ニギッチパスカル富さん(4年生)UNIQUE

東京ブランド賞(五つの価値)
<絵画部門>
「春の皇居」畑下佳凜さん(2年生)UNIQUE
「かがやく東京のまち」坂上悠崇さん(2年生)EXCELLENT
「百円持って駄菓子屋さん 私のわくわくする時間」
神代るりさん(3年生)EXCITING
「おもてなし」加藤玲奈さん(3年生)DELIGHT
「東武スカイツリーライン」熊坂歩士さん(1年生)COMFORT
<作文部門>
「僕の大好きな浅草」中西煌人さん(5年生)UNIQUE
「東京にも牛がいるよ!」黒澤礼紗さん(5年生)EXCELLENT
「水上バスのぼうけん」坂東輝大さん(1年生)EXCITING
「心からのおもてなし」武田楼美湖さん(3年生)DELIGHT
「アンビリーバブル」椿隼瑛さん(4年生)COMFORT

優秀賞
<絵画部門>
高橋佑佳さん(3年生)、高村幸之助さん(1年生)、
北村陽依さん(1年生)、大木はなさん(5年生)
<作文部門>
中山大志さん(5年生)、矢部泰旺さん(2年生)、
福島にこさん(2年生)、鈴木王介さん(3年生)

団体賞
足立区立長門小学校、横浜英和小学校、
町田市立南つくし野小学校