水口哲也

水口哲也の考える東京の魅力

僕が好きな東京は、「刺激」と「静寂」が同居しているところです。
東京は刺激的なスピードで変化し続ける街です。季節も、日々移ろいでいきます。
一方、神宮や皇居を中心に大きな森や公園がたくさんあって、自然にすぐアクセスできる。そこは異空間のような静寂で溢れています。そこにしかいない動植物もいます。朝と夕方の散歩は楽しいです。路地裏の小さな神社にも、小さな坂の一つ一つにも、物語と歴史が詰まっています。
この「刺激」と「静寂」のコントラストが、東京の大きな魅力。

そして、東京のもうひとつの魅力、「ANYTIME, ANYWHERE(いつでも、どこにでも)」。車、新幹線、飛行機、あらゆる交通網で、2時間あれば日本の各地に移動できます。日本の各地には、トレッキングできる山々、豊かな海、数えきれないくらいの温泉が存在しています。
あと、僕が大好きなのは、デパートの地下の食品売り場。常に日本中の新鮮な食材や料理がここに集まります。僕は毎週末、ここで季節の変化を感じます。

東京、ここは本当に飽きない、楽しい街です。
世界を知れば知るほど、東京が最高のホーム(家)だということに気づきます。
本当に大好きな街です。

UNIQUE

水口哲也みずぐちてつや

人間のWants(欲求や本能)とメディアテクノロジーの関係性をリサーチしながら、ビデオゲーム、音楽、映像などの分野において、共感覚的でグローバルな創作活動を続けてきたクリエイター。代表作として、『スペースチャンネル5』(1999)、『Rez』(2001)、『ルミネス』(2004)、『Child of Eden』(2010) など。また音楽と映像のハイブリッドユニットGenki Rockets(元気ロケッツ)を主宰。
2002年文化庁メディア芸術祭特別賞、2006年には「Digital 50」(世界のデジタル・イノベイター50人)の1人に選出される。慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD)特任教授。金沢工業大学客員教授。

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