廣川玉枝

廣川玉枝の考える東京の魅力

東京は、創造力のある都市です。衣・食・住、異国の文化をすぐに吸収し、自国のフィルターを通して新たなる物を常に生み出しています。最先端のテクノロジーが交錯し、時代の変化に体する柔軟な応用力と適応力が、私たちを動かしているのです。

かつて、東京が江戸だった頃の風景や街並は、今殆ど残っていません。着物は洋服に変わり、巨大なビルディングが建ち並ぶコンクリートの森に私たちは住んでいます。それでも東京を散歩すると、明治神宮や代々木八幡神社のように、自然を愛する創造力豊かな日本人の美意識を、色濃く感じる風景も残っています。

力のある建築は、その時代の文化を伝える場として今も公共にひらかれ、街中に沢山のアートがみうけられるのは、芸術を愛する日本人の心意気です。東京という都市は、混沌と多様性、複雑な要素が絡み合いながら、一つの共同体をつくりだしている事が、魅力に繋がっていると思います。多様性を互いに認め合いながら、進化してきた結果が今の東京の姿なのです。

UNIQUE

廣川玉枝ひろかわたまえ

2006年 ファッション/グラフィックデザイン/サウンドクリエイト/ビジュアルディレクションを業務形態とする「SOMA DESIGN」として活動開始。同時にデザインプロジェクト「SOMARTA」を立ち上げる。同年8月、「身体における衣服の可能性」をコンセプトに、無縫製のボディウエアシリーズ”Skin”を発表。2007年春夏より東京コレクションに参加。
第25回毎日ファッション大賞新人賞・資生堂奨励賞受賞。国内初の単独個展「廣川玉枝展 身体の系譜」を開催するなど活動の幅を広げている。

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