ステファン ダントン

ステファン ダントンの考える東京の魅力

東京は大都市でありながらも、自然環境にも溢れ、新しいものがどんどん生まれていくスピード感も大きな魅力です。

しかし、この「スピード感」そのものが問題になっていることも多い。例えば、町を活性化するという名目で駅前に商業施設を建設するということがよくありますが、これによって駅前の老舗商店街が今、次々と姿を消してしまっています。

老舗商店街のお店は、各店舗のオーナーさん自身がその分野の専門家、プロフェッショナルとしてお客さんに対応できていたのに、ショッピングモール化することで彼らより商品知識の乏しい店員がほとんどになってしまっている。その結果、どこにでもある系列店ばかりになって、町の特色も消えてしまう。

そうすると、町は一見華やかになりますが、その町へわざわざ足を運ぶ理由はなくなってしまうでしょう。

東京は、ごちゃごちゃした場所も残るアンバランスさが楽しい。だからこそ私も東京で20年以上生活しています。ポテンシャルは充分にある都市なので、それをつぶさないようにして欲しいと願っています。

UNIQUE

ステファン ダントン

日本茶専門店『おちゃらか』オーナー。1964年フランス・リヨン生まれ。ホテル経営を専攻。
1985年ソムリエの資格を取得。
1992 年に来日後、紅茶専門店などに勤務しながら、日本茶の可能性を切り開くための勉強を始める。2005年、東京・吉祥寺に『おちゃらか』を 開店。日本茶および日本茶ベースのオリジナル「フレーバーティー」の開発・販売を行う。
2014年10月コレド室町店オープン。

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