河原成美

河原成美の考える東京の魅力

東京は今や、「日本の中の東京」というより、「世界の中の東京」というイメージです。

国内のほかの都市どころか、ニューヨークやロンドン、パリと較べても負けていない。何より細やかなんですよね。ミシュランで紹介されているような店は、海外だったら食材や技術があるからですけど、東京はなんといっても築地市場がありますし、さらに日本人ならではのおもてなしや、キッチンのちょっとした工夫なども評価のポイントになっていると思います。お客さんから見える厨房のレイアウトとか、料理が運ばれてきたときに美味しそうに思える照明とかにも気を使っている店が非常に多いですしね。

今後の課題としては、外国の方々への、よりしっかりした対応でしょう。

2020年の東京オリンピックにあわせて海外からの観光客は確実に増えるので、料理店はそのために少なくとも英語、中国語、韓国語に対応したメニューや、カタコトでもいいから会話の技術も欲しいところです。

また、さまざまな宗教や思想の方に応じたメニューの開発はもちろん、そもそもそうした方々への理解も必要です。旅先での食事のアクシデントも確かに思い出にはなる場合はあるけど、そのままじゃいけませんからね。

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河原成美かわはらしげみ

(株)力の源カンパニーFounder。「博多一風堂」を開店した翌年1986年、株式会社力の源カンパニーを設立。「変わらないために変わり続ける」をモットーに、常に新しい価値を創造していく集団のトップとして飲食業界を牽引する。「博多一風堂」をはじめ、ラーメンダイニング「五行」などのレストラン事業などを展開。ニューヨークやシンガポールでの出店も行うなど海外事業にも力を入れ、「総合粉食企業」へと進化を遂げようとしている。また、粉の楽しさを子どもたちに伝える体験型施設「チャイルドキッチン」もオープン。幅広い活動を行っている。

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