ロバート キャンベル

ロバート キャンベルの考える東京の魅力

私が日本にやってきたのは20代後半。最初は福岡に11年間住み、その頃から東京には頻繁に足を運んでいました。その後、東京に住むことになってからは、他の都市へと出かけることがめっきり減少。東京という都市は、それだけ引力が強い都市だと思います。

東京は、時限付きの催し物が非常に多く、そのサイクルも早い。例えば、阿佐ヶ谷で催されるジャズ・フェスティバルや高円寺の阿波踊りなどの祝祭的なものから、ちょっとしたスポーツイベントまで、実に多彩です。

こうしたさまざまなイベントが、東京のいたるところで常に、とてつもない密度で開催されています。東京に住んでいてもその全ては体験できないですし、海外からの人たちにとってはなおさらでしょう。旅行した時期によって、東京で体験できることが変化する、その時にしか出会えない、体験できないものだらけの刹那的な都市であることこそ東京の魅力だといえます。

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ロバート キャンベル

ニューヨーク市出身。ハーバード大学大学院東アジア言語文化学科博士課程修了。
日本文学(近世から明治の漢文学およびそれに関連する芸術・思想・メディアなど)を主に研究。九州大学文学部専任講師、国文学研究資料館助教授などを経て、現在は東京大学大学院総合文化研究科教授。「スッキリ!!」(日本テレビ系)や「みんなのニュース」(フジテレビ系)などのテレビ番組にコメンテーターとして出演し、講演や新聞、雑誌、WEBなどでも活躍中。

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