桂三輝

桂三輝が考える東京の魅力

東京は“想像を絶する”街です。東京に行ったことのない人に、東京の素晴らしさをいくら訴えても、その素晴らしさは、彼らの想像をはるかに超えてしまうのです。

それは東京が現実の上だけに成り立つ街ではなく、幻想の世界の上に成り立つ街だからです。

江戸時代からの浮世の世界が現在、未来へと続く、幻想の世界です。訪れてみなければ分からない、想像をはるかに超える街なのです。

東京は無限です。たとえ150年間住んだとしても、東京のすべてを知ることはできないでしょう。新宿あり、上野あり、表参道、原宿、浅草、渋谷、神楽坂など、どのひとつをとってもそれぞれが魅力的ですばらしいからです。

ほんの数ブロック歩いてみるだけで全く別の世界が姿を現します。

そしてそれらが素敵に共生しているのです。例えば、秋葉原の超現代性と、神楽坂の伝統文化が共生しているように。

そしてこの“共生”は東京には、語り尽くせないほど存在しています。伝統と超現代性。国際性と純日本性。そのように際限なく、そして奥深い形で。

東京。そこは、世界で最も偉大な街なのです。

UNIQUE

桂三輝かつらさんしゃいん

カナダのトロント生まれ。落語家・劇作家・作曲家。落語家としては、2008年6代桂文枝(当時桂三枝)の元に弟子入り。上方落語界初、戦後日本初外国人落語家に。以後、シンガポール、スリランカ、北米、カナダ、英国、ヨーロッパ、オーストラリア、香港、アフリカなどで英語落語ツアーを敢行。ほか、ミュージカルやテレビ番組にも多数出演、字幕翻訳も手がけ、日本スロヴェニア親善大使、在日カナダ商工会議所文化大使、三重県観光キャンペーンのPR隊長も務める。

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