東儀秀樹

東儀秀樹の考える東京の魅力

公演で地方を訪れると、素敵な環境のリゾートホテルに案内されることがあります。が、僕自身は実は自然に囲まれた場所とか、空気が綺麗な場所よりも、ごちゃごちゃした都会の喧騒の方が好きなんです。東京は騒々しいなんて言われますが、それが僕はホッとする。

それから、タイムラグなしに、リアルタイムで流行の渦に巻き込ませてもらえるところ。変化する早さも、おそらく東京が世界で一番。それでいて、伝統芸能もきちんと継承されています。

雅楽のような邦楽というと、京都や奈良こそが伝統を継承しているイメージがあるかもしれませんが、実は奈良時代の伝統的な雅楽のスタイルを今も保っているのは、皇居内にある雅楽部。そこでは、最高峰の技術が当時のままに伝えられており、これがそのまま現在の雅楽の基準ともなっています。つまり、東京はどんどん変化しつつ、同時に1000年を越える伝統芸能もちゃんと継承されているんです。

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東儀秀樹とうぎひでき

1959年生まれ 東京都出身。東儀家は、奈良時代から今日まで1300年間雅楽を世襲してきた楽家。幼少期を海外で過ごし、ロック、クラッシック、ジャズ等あらゆるジャンルの音楽を吸収し成長した。宮内庁楽部在籍中は篳篥、琵琶、鼓類、歌、舞、チェロを担当。宮中儀式や皇居での雅楽演奏会などに出演する他、海外公演にも参加、日本の伝統文化の紹介と国際親善の役割の一翼を担ってきた。デビューアルバム「東儀秀樹」で脚光を浴び、2015年には「日本の歌」をリリース。現在はさまざまなジャンルとコラボレーションし、雅楽の持ち味を生かした独自の創作や表現に情熱を傾ける。著書に「東儀家の子育て 才能があふれ出す35の理由」等。

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