桜沢エリカ

桜沢エリカが考える東京の魅力

私が東京に住んでいるのは、仕事相手の出版社が近くだからというのが大きいですね。漫画を描くだけなら地方でも大丈夫そうですけど、編集者がときどき見張りに来てくれないとなかなか描けない(笑)。

それに東京はどんどん新しいものが生まれてくるから、そうしたものを見ることは刺激になるし、私の作品の場合は特にそうしたものがネタになりやすいです。ネタ探しのために町歩きをすることも多いですね。

あと、東京は道一本隔てるだけで特色が変化するのも面白い。買い物をするだけだったら、今はインターネットがあるので地方じゃ買えないものはほとんどないと思うんですけど、道一本隔てただけで風景が変化したり、人々の住み分けがあったりする。渋谷のある一角に入るといきなりギャル男が生息してるけど、その外部にはいない、とか。

なんでも手に入るのは東京も地方も同じだけど、こうして細分化されているのが東京の魅力じゃないでしょうか。たまたま入ったお店が美味しかったりとか、インターネットの評価じゃ分からないものが多いのも東京の良さですね。

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桜沢エリカさくらざわえりか

東京都生まれ10代でデビューして以来、コミック雑誌やファッション雑誌など多方面で活躍中。女性の心情をリアルに描写した漫画やイラストを多く手掛ける。91~93年、名作「メイキン・ハッピィ」で人気が不動に。常にその時々のオシャレでカワイイものや場所に敏感で、軽く洗練された画風もその魅力を最大限に生かしている。97年飛鳥新社より選集(全10巻)刊行開始。粋なストーリー漫画を描く一方で「シッポがともだち」のようなエッセイ漫画にも定評があり、自身の出産体験は「贅沢なお産」(飛鳥新社・新潮文庫)、「今日もお天気」シリーズ(祥伝社)に詳しい。
趣味は健康道追求、バレエ、ショッピング、茶道。
連載中:「女性自身」(光文社)に「スタアの時代」

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