オーサ イェークストロム

オーサ イェークストロムが考える東京の魅力

東京という街が面白いのは、欧米の首都に比べて「街の中心がない」ことです。

オタクなら秋葉原、クラブへ行くなら渋谷、伝統的な文化が見たければ上野、近未来的な新宿、さまざまなレストランがある池袋……街によって雰囲気や味わいが変わるから、長く住んでいても毎日新しい発見があります。

特に好きな街は新宿です。日本のアニメや漫画を見て育った私にとって、日本という国には近未来的なイメージがあって、それを実際に体感できる街が新宿や渋谷なんです。初めて日本へ来た時、パークハイアットや都庁が建ち並ぶ景色を見て、「これこそ日本だ!」と感動しました。初めて「世界堂」に行った時の感動も忘れられません。コピックやスクリーントーンなど漫画の道具があふれていて夢のような場所でした。

一方で、高円寺や阿佐ヶ谷、中野など、中央線沿いの街も大好きです。

雰囲気が良くて人が社交的。地元のバーで飲んでいたら、お店にいた日本人と話が弾みました。下北沢も好きです。素敵な古着屋や小さくてお洒落なカフェが多くて、なんとなくヒッピーの雰囲気があるのが、私の抱いていた東京のイメージと全然違っていて、そこが楽しいです。

東京には、訪れる人の好みに応じて集まれる街がたくさんあります。

EXCITING

オーサ イェークストロム

スウェーデン出身。子どもの頃、アニメ『セーラームーン』と漫画『犬夜叉』を知って漫画家になることを決意。スウェーデンでイラストレーター・漫画家として活動後、2011年に東京へ移り住む。
ブログ「北欧女子が見つけた日本の不思議」がアメブロ総合ランキングで1位を記録するなど話題を呼び、2015年3月に初のコミックエッセイ『北欧女子オーサが見つけた日本の不思議』(KADOKAWA)を刊行。同年9月には続編を刊行した。好きな食べ物はラーメン。一番好きなアニメは『少女革命ウテナ』、一番好きな漫画は『ナナ』。ブログ「北欧女子が見つけた日本の不思議

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